
(C) Blackfin(Beijing)Culture & MediaCo.,Ltd – Heaven Pictures(Beijing)The Movie Co., – LtdEdward DING – BI Gan / ReallyLikeFilms
映画『凱里(かいり)ブルース』は、2020年6月6日公開の映画です。
この映画は、『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』の監督、ビー・ガンの原点とも言える作品となっており、40分間に渡る長回し撮影が見どころの一つとなっています。
また、この映画は監督自身の故郷である中国・貴州省(きしゅうしょう)にある凱里(かいり)市を舞台にしており、さらに、キャストのほとんどが監督の家族や親戚、友人という低予算で組まれているにも関わらず、
スイス・ロカルノ国際映画祭最優秀初長編賞や、フランス・ナント三大陸映画祭グランプリ、台湾・金馬奨(きんばしょう)最優秀新人監督賞など、各国で評価されています。
中国・貴州省の凱里市は、以下の地図の位置に存在します。
この記事では、映画『凱里ブルース』のあらすじ、口コミ、作品情報などを掲載しています。
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映画『凱里ブルース』作品情報

(C) Blackfin(Beijing)Culture & MediaCo.,Ltd – Heaven Pictures(Beijing)The Movie Co., – LtdEdward DING – BI Gan / ReallyLikeFilms
タイトル | 凱里ブルース(かいりぶるーす) |
---|---|
原題 | 路邊野餐 Kaili Blues |
ジャンル | ドラマ |
公開日 | 2020年6月6日(土) |
上映時間 | 113分 |
監督 | ビー・ガン |
脚本 | ビー・ガン |
制作年 | 2015年 |
制作国 | 中国 |
映画『凱里ブルース』あらすじ
エキゾチックな亜熱帯、貴州省(きしゅうしょう)の霧と湿気に包まれた凱里(かいり)市の小さな診療所に身を置いて、老齢の女医と幽霊のように暮らすチェン。
彼が刑期を終えてこの地に帰還したときには、彼の帰りを待っていたはずの妻はこの世になく、亡き母のイメージとともに、チェンの心に影を落としていた。
さらにしばらくして、可愛がっていた甥も弟の策略でどこかへと連れ去られてしまった。
チェンは甥を連れ戻すために、また、女医のかつての恋人に想い出の品を届けるために、旅に出るのだが、辿り着いたのは、”ダンマイ”という名の、過去の記憶と現実と夢が混在する、不思議な待ちだった――
映画『凱里ブルース』登場人物とキャスト
その他登場人物 | キャスト(出演者) |
---|---|
チェン・ヨンゾン | |
ヅァオ・ダクィン | |
ルオ・フェイヤン | |
シエ・リクサン | |
ゼン・シュアイ | |
クィン・グァンクィアン | |
ユ・シシュ | |
グゥオ・ユエ | |
リュ・リンヤン | |
ヤン・ヅォファ |
映画『凱里ブルース』予告動画
映画『凱里ブルース』口コミ・感想・ネタバレ
映画『凱里ブルース』の口コミ・感想・ネタバレをまとめました。Twitterから引用しています。
映画公開前の口コミ(ネタバレなし)
『凱里ブルース』“路邊野餐”
後半41分に及ぶワンテイク長回しが恐ろしく魅惑的。主人公らが集落を抜け川を渡り、山谷に加え時空まで越えてしまう映像の、制約が生む表現の奥行きに圧倒される。新作『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』の手法的原点窺えるビー・ガン監督26歳時のデビュー作。 pic.twitter.com/J4EJ3YGgnX— pherim? (@pherim) April 15, 2020
とても楽しみにしていたのに
外出禁止の間にあっという間に上映終了してしまっていた『ロングデイズ・ジャーニー』。追って上映が始まるビー・ガン監督のデビュー作『凱里ブルース』だけは絶対に劇場で観たいのだ。既に劇場は開いているのに旧作のみ。いつになるのかなぁ。 pic.twitter.com/uEhP1PHpSf— Heartland (@tamakana8) May 19, 2020
むかし蓮實重彦が三大アンダーソンと言ったことがあったが、それで言えば現代の二大ガンのひとり、ビー・ガン の「凱里ブルース」、はやく見たいわ! できれば劇場で!
— 井本光俊 (@imoto_m) May 19, 2020
次作未見で『凱里ブルース』。凄かった。映画が解体され詩情と共に、いや「詩」そのものとして再構築されている。ヒントも伏線も回収されるがその方法がアート。次作『ロングデイズ?』に先駆けての40分の長回しはリアルな夢だ。敷居は高いが得るものも大きい、新しい才能ビー・ガンの長編1作目。 pic.twitter.com/02lfJinf0f
— 花俟良王(良い王様改め) (@goodkingsama) April 18, 2020
映画『凱里ブルース』予告編 https://t.co/dGebgozdlV @YouTubeより
『凱里ブルース』上映されるんですね。数年前に中国インディペンデント映画祭で上映された時に観ましたが、この世とあの世の狭間を漂う様な不思議な感覚になった作品でした。再見できるのが嬉しいです。— 莉歐(りお) (@riou_sakura) April 7, 2020
ビー・ガン『凱里ブルース』。すごくいい!まったく深刻な顔をしていない長回しというか。その無理くりなユーモアがこの作品を形式だけの退屈さから遠ざける。スクリーンに映った走る電車(思いのほか長く続く)と、その音の心地よさ、美しさは格別なものだった。 pic.twitter.com/HlkTwv70OK
— maplecat_eve (@maplecat_eve) November 30, 2016
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